新生活に向けて大人敏感肌のエイジング対策

初対面の方と会う機会が多くなる春。
花粉の飛散や強風によるほこり、職場やプライベートなどの生活環境の変化により精神的なストレスを受ける機会が多い季節です。
しっかり対策をして大人敏感肌を乗り越えましょう。

 

１．大人の新生活に向けてエイジング肌対策

季節の中では、冬から春にかけての春先に肌荒れを感じる人が最も多いそうです。
新生活を迎え肌トラブル・肌ストレスから敏感肌になる方がいらっしゃいます。
春の敏感肌の原因は、「花粉」「黄砂、PM2.5」「紫外線」「ストレス」などがあります。
そのためには、敏感肌のためのエイジングケアが大切になってきます。

＜エイジングケアとは＞　
エイジングケアは年齢に応じたお手入れのことです。
お肌は28歳前後に肌代謝が落ち始め、ハリの元となるコラーゲンやエラスチンの合成や、保湿機能を司るヒアルロン酸の分泌が減少するため、お肌のハリ・弾力が低下します。
エイジングケアの目的は、50歳の人が20歳のように若返ることではなく、お肌の老化減少の進行をゆるやかにしていくことでもあります。

＜エイジングサイン＞
30代を過ぎた頃から肌のくすみ・シミ、ハリのなさといったエイジングサインが気になるようになります。
敏感肌の場合、皮膚のバリア機能が低下しているため、エイジングサインが現れやすい肌状態でもあります。
健康なお肌の方よりもエイジングサインが現れやすく、しみや透明感のなさ乾燥小じわなどの肌悩みの環境になっているようです。

２．大人敏感肌でもできるエイジングケア

肌あれを起こしやすいと考えられる肌状態には、敏感肌やゆらぎ肌があります。

大人敏感肌は、外部刺激により皮膚内部の水分の蒸散を防ぐ機能が低下し、肌トラブルを起こしやすい肌のことを指します。
ゆらぎ肌は健やかな状態だったり、一時的に敏感な状態なったりする肌のことをさします。
季節の変わり目や生理周期など、環境やホルモンバランスの変化などで、肌が敏感になりやすいです。


＜肌が敏感の時のエイジングケア＞
たたく、こするなどの刺激は避けましょう。
また、熱いお湯で洗う、スチーム、サウナといった肌温度が上がる行為も避けましょう。
睡眠時間１時間早めることだけでも、肌の変化が感じられます。

＜バリア機能が低下して乾燥している大人敏感肌のエイジングケア＞
乾燥しがちなお肌にたっぷりとうるおいを与える事が大切です。
お肌にうるおいを与えることで乾燥による小じわを目立たなくし、ハリを与えることも敏感肌には重要です。

＜紫外線による肌ダメージで大人敏感肌になる時のエイジングケア＞
日常の紫外線により肌がダメージを受けると、肌内部で微弱な炎症がおこります。
春は紫外線量が増え、肌への負担がおおきくなります。

３．敏感肌のためのエイジングケアの選ぶときのポイント

赤みやかゆみがある場合は、抗炎症作用やほてりを押さえる鎮静作用の配合されたスキンケアを選びましょう。
高保湿のエイジングケア化粧品を選び、乾燥しがちなお肌にたっぷりとうるおいを与えましょう。
透明感のなさやしみには、美白成分の配合されたスキンケアを選びましょう。
紫外線による光老化を防ぐため、普段から日焼け止めを使用することが大切です。
これからの季節は、紫外線からお肌を守ることが大切です。

＜日焼け止めに配合されている紫外線を防ぐ成分＞
「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」に大別されます。
敏感肌の方は「紫外線散乱剤」のみ使用している低刺激性のものが良いでしょう。
また、最近では日中用美容液や色つきのものなどが市販されていますので、エイジングサインが気になる敏感肌の方には必要です。
洗顔料や石鹸などで落とせる日焼け止めが良いでしょう。

４．まとめ

春の季節の変わり目敏感肌は、皮膚についた花粉やほこり、PM2.5なども肌荒れの原因となるため、洗顔が大切です。
敏感肌用の洗顔料をしっかり泡立て優しく洗い、ぬるま湯で洗いましょう。

肌荒れでお肌の状態が良くないときは、低刺激のコスメ。
肌荒れによるほほの赤みが気になる時は、赤みを抑えるグリーンのコンシーラーやグリーン系の日焼け止めや、薬用ファンデーションなども安心です。

春は環境の変化でストレスもたまりやすい時期です。
ストレスが原因で肌荒れも起きやすいので、適度に体を動かしてストレス発散しましょう。