大人になるにつれ起こる急な乾燥対策 – lulumoオンラインストア

大人になるにつれ起こる急な乾燥対策

いつもと同じスキンケアをしているのに、ピリピリ・カサカサ・かゆみが出てしまう時があります。
歳を重ねるごとにこんなことを感じる方も多いのではないでしょうか。
お肌からのサインをキャッチしてしっかりと対策をして乗り越えましょう。

 

1.大人になるにつれ起こる急な乾燥対策
きちんとお手入れしているのに洗顔後や入浴後肌が突っ張り、ファンデーションがパサつき、かゆみやヒリヒリ感があり、まさに乾燥している状態です。
最も影響されているのが、皮膚の一番外側の角層の部分です。
「角層水分量」は健康な肌で2030%、乾燥した肌は10%以下になっており、水分が失われている状態です。
水分も皮脂も少なく、キメが細かい肌の方は乾燥に注意が必要です。
  
肌が乾燥する原因
年齢とともに肌が乾燥しやすくなるのは、皮脂の分泌量が減少するためです。
皮脂量が少なくなる事で、皮膚の水分が蒸発し、肌のうるおいが保てず乾燥します。
①空気の乾燥、湿度の低さ
気温が17度で、湿度が30%以下になると肌の乾燥がはじまります。
室内で洗濯物を干した時、早く乾くのと同じように肌にも同じことが起きています。
それだけ肌も水分が失われて乾燥状態になっています。身体の水分量は胎児で90%もありますが、成人で6065%まで減り高齢者になると約5055%まで減少します。
肌が乾燥している人の多くは、1日の水分摂取量が足りないことも原因です。
肌が乾燥すると、細かいしわができる原因にもなります。
水分は肌の美容効果を促進して、若々しく健康な肌を保つことができる必要不可欠な存在です。
大人が普通に1日過ごした時、汗、尿など、約2.5ℓの水分を体外へ出すため、摂取する水分も、同じ量の水分が必要です。
水分は野菜、汁物などから取り入れバランスよく摂取いたしましょう。
また、加糖飲料などは、肌荒れの原因にもなりますので控えめに摂取いたしましょう。
②肌荒れ
・バリア機能の低下 
紫外線や摩擦から肌を守るバリア機能が低下し、肌が乾燥してカサつきや粉ふき、かゆみやヒリつきを起こすこともあります。
・ターンオーバーの乱れ
肌細胞の生まれ変わりが、きちんといかなくなると、肌が乾燥を引き起こします。
・女性ホルモンの減少 
毎月の生理周期や妊娠、出産、加齢など、特に40以降は徐々に女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲストロン(黄体ホルモン)のバランスが崩れ、肌荒れを起こすことがあります。
また、コラーゲンの量が減少することで肌が乾燥しやすくなり、しわや肌荒れが目立つようになります。 
③特に乾燥するのは「口の周りと目の周り」
口周りと目元は、皮膚が他の部分より薄くデリケートなので、乾燥や摩擦に弱く、また水分や皮脂が少ないため、ターンオーバーが乱れや、乾燥しやすくなります。
口の周りは凸凹しているので、スキンケアやファンデーションをしっかり塗ったつもりでも塗り残しのムラができてしまいます。

 

2.急な乾燥の対処方法
洗顔後、タオルで水分を拭き取る時にもゴシゴシせずに、やさしく拭き取ることが大切です。
過剰な摩擦は乾燥や色素沈着の原因にもなります。
洗浄力が強いと肌の必要なうるおいまで奪ってしまうので洗顔料やクレジングは低刺激成分のものがおすすめです。
つっぱり感が出る洗浄剤は、切り替えましょう。
また洗顔や入浴後は、すぐにスキンケアをはじめましょう。
バリア機能を高める成分として、セラミド配合のスキンケアには、角質水分量を回復させる働きがあります。
その他、プラセンタエキス配合スキンケアは、角質の水分を保持する保湿効果があるため、乾燥改善を期待することができます。
ファンデーションなど、口周りの肌は、凸凹しているのでパウダーだけで重ね過ぎると厚塗りになり、よれたり乾燥が進んだりするので、保湿効果の高いクリームタイプやリキットタイプなど、工夫されるといいでしょう。
唇が乾燥して皮がむけた時の対処方法は、密閉力の高いワセリンがおすすめです。
ラップの真中に切り込みをいれて乾燥が気になる唇に3分間貼ってしっかり保湿することで、皮むけも治りやすくなります。
肌のバリア機能回復には食生活も大切です。
乾燥や肌荒れ防止は、ビタミンA (うなぎ、ほうれん草、卵)なども良いでしょう。
また、皮膚の血液循環改善は、ビタミンE(ごま、アーモンド、タラコ)なども良いでしょう。
3.まとめ
肌荒れや乾燥させないためには、部屋の温度管理も大切です。
湿度は60%以上を保ち、加湿器などで調節しながら、乾燥から肌を守りましょう。
日頃からの水分補給と、保湿の高いスキンケアでお手入れしましょう。